オオカミともクマともヤマネとも友達になれたキツネ。でも、ヘビはなんとなく苦手・・・。ヘビに「きみも元気でね」と冬ごもりの挨拶がしたいのに出来なくて、冬中ずっとずっと気に掛かっていたキツネ・・・。
キツネの気持ちの葛藤が、心にぐっと伝わってきました。
自分から声をかけるって結構勇気がいるものです。
見た目で判断しちゃいけないけど、自分の苦手な雰囲気の人なら尚更・・・。
何事も切っ掛けが大切ですね。思い切って話しかけてみると案外素敵な出会いがあったりします。
オオカミの優しさにも助けられて、ヘビと友達になれたキツネ。
ヘビも嬉しかっただろうけど、キツネも嬉しかったでしょうね。
子供だけでなく大人も考えさせられるお話でした。