乳児親子の会でセレクト。
黒色の背景に、炎の赤色が映えます。
題名から察することも出来ますが、火のいろいろな様子を擬音でとらえます。
やはり、赤色は赤ちゃんの目を引きますね。
シンプルな擬音もいいです。
親子ともに火のとらえ方の参考になると思います。
もちろん、火は太古よりヒトのそばにあり、
有用であり、危険でもあります。
その危険性ゆえに、安直な火の造形を危惧する声もたくさんありますが、
まずは火を知らなければ話は始まりません。
それは、言葉とかではない、ヒトの根源的な感覚だと思います。
この作品で火を感覚的に感じて、実際の火を見た時に、
周りの大人がその危険性をきちんと教えてあげる、というのが一番いいような気がします。
作者へのインタビューによると、四大元素(火・水・風・土)をテーマに作品を創作中とか。
その一つになるのですね。
他の作品も楽しみです。