小学校の読み聞かせ用に選書していて本屋さんで出会いました。
すごく好きな展開と、大人になってまだまだ発見をさせられる
楽しさを味わい、すごく心踊りました。
でも、子供にただのウケ狙いと思われそうで、その日は購入せずに帰りましたが、
ずっと忘れられず、ついに購入。
だって、やっぱり深いですよ!
成長して、二度と食べられなくなるキャベツ!
(これがそもそも改めて考えさせられたこと)
ちょうちょになれたのはキャベツのおかげですよ!
懐かしく想って欲しい!
結局 1年生から5年生までの60人ちかくが集まったお話会で読んだのですが、
みんな笑顔になってました。そして、最後に、
「みんなも生まれた時食べてて、今食べれなくなったものあるよね」 って・・・
「あの味 覚えてる人?」という質問に、一人だけ手を挙げた男の子。
その子を見て周りのママたちが、ぱっと笑顔になりました。
「食べたんじゃないよ 飲んだんだよ」とつっこまれながら・・・
子供たちはおじさんになった!という面白さで楽しんだと思いますし、
作者はそこまで考えていないかもしれないくらい深いものを覚えた私も、
自己満足ではありますが、すごく楽しく、心暖かく読めました!
シゲタさんの他の本も大好きです!