青虫からチョウチョに成長して、満足なはずなのに、青虫時代のキャベツの味が忘れられないなんて、その発想に驚きました。
そして、「ぼくらのねがいはただひとつ・・・」
「キャベツがたべたい! それだけです!」この一言でこの絵本が好きになりました。
2年生の子ども達に読み聞かせしたときには、チョウチョがキャベツを食べたくてもストローみたいな口だから食べられないってところで、「あたりまえやろ!!」ってツッコミが入りました。
あとは、かげからひっそりやおやを覗く他のチョウチョ達を見つけたときは楽しかったようです。
そして、最後にたくさんのやおやのおじさんの中から本物のやおやのおじさんを探す楽しみが残っているところが素敵ですね。
私は最後のページの野菜の値段をひとつひとつ見て楽しみました。
なかなかお買い得な値段です!
キャベツをしっかり抱え込むチョウチョやおやさんも愛おしくなりました。