読んで下さい。こういう絵本を小さい時から読んで、人を見かけて判断しない人間に育って欲しい。
この絵本、訳は「五体不満足」の「乙武洋匡さん」です。
まるい身体ばかりの家族から、「かっくん」は生まれました。かっくんは四角い身体です。両親は「みんなと形は違うけど、四角いかっくん」と、愛上を込めて名付けました。
かっくんの身体の形に文句をいうおじさんや、角があたっていたいという同世代の友達たちにもめげず、かっくんは毎日頑張ります。
ある時、子供達で森へ出かけると、急に辺りが暗くなって、子供達は怯えだします。
そこへ最後にやってきたかっくん。真っ暗な中で、ひとり明るく輝いています。かっくんは暗いところで身体が光るように出来ていたんですって。
それから友達たちは、かっくんの見る目が変わります。
「そのほかは なにもかわっていません。かっくんはあいかわらず しかくいままだし、まんまるの こどもたちも まんまるのまま。いろいろいるよ。」
絵も、温かいくて、美しい絵です。