有名なアンデルセン原作の「みにくいあひるのこ」。
様々な出版社から、いろんな作者が書いた絵本がでていますよね。
表紙の「みにくいあひるのこ」が可愛いこの絵本は、
リサイクルブックフェアーで見つけました。
題名の上に、「ジョナサン・ラングレイの」と書いてあるので、
独自の解釈をいれて書かれたお話のようです。
おかあさんあひるの子育ては、すごいな〜と思いました。
ちょっと、まわりのあひるの子とは違うけど、
しっかりと、「はいいろのあひるのこ」のよい面を受け入れて、
分け隔てなく育てます。
でも、はいいろのあひるのこは、
「ここは、ぼくがいるところじゃない!」
と言って、出て行きます。
それから、はいいろのあひるは自分の居場所を探して回ります。
そして、真の居場所、真の姿を知ったはいいろのあひるは、
本当の幸せを手に入れるのです。
やはり、最後は感動ですね。
はいいろのあひるだった白鳥は、
ちゃんと育ててもらった恩を忘れずに感謝し、
おかあさんあひるも、誇りに思う姿は、
なんともいえず、胸が熱くなりました。
娘には、読み聞かせする前に、(やはり)「知ってる!」と、
言われてしまいましたが・・・
他の方の「みにくいあひるのこ」と読み比べて、
自分の好きな絵本と出会えるといいですよね。