老いていく人間と子供が関わっていくことは、
子供が成長していく上で絶対的に必要だと思います。
ただ、痴呆の症状のある老人をこんな風に明るく
受け入れられる家庭はそんなに多くはないはずです。
痴呆という病気を持った老人を目の前にした時の
家族の現実、苦労、疲れ・・・。
ずっとずっと最期までやさしく接することができるのか、
それはかなりの疑問です。
全てを優しく受け入れ、明るく前向きにおばあちゃんを
支えていく、そんな家庭のあり方に感動しました。
少しずつ記憶を失ってしまっても、優しいおばあちゃんで
あることには何ら変わりありません。
もし私たちがこういう状況に置かれた時、
子供たちと一緒に、こんな風に素直に
受け入れられるといいなあと思うのです。