図書館で子供が「これ読んで!」と持ってきて、最初から最後までじっくり聞いていました、私も子供もとても気に入って借りました。
チンパンジーのチェリーは、生まれてまもなく母親の体調が悪くなり、飼育係りの亀井さん家族宅で育ちました。少し成長した後に動物園に帰り、動物園に慣れるまで、そして動物園での生活が書かれています。
子供が動物が大好きなこともあり、何度も「読んで〜」と持って来ました。
チェリーの母親の具合が悪い場面、病気になって先生に見てもらう場面、そして人間が動物に砂をかけていじめた場面では「どうしたのかな?」と心配したり。人間の赤ちゃんと同じように、ミルクを飲んだりオムツをし、冷蔵庫のジュースをのむ場面では興味深く見ていました。
動物も赤ちゃんの時には、姿は違うけど人間と同じなんだよ。そして「心」を持っているんだよ。動物を飼育することで心も成長するんだな〜という事を改めて実感しました。とても素敵な絵本でした。
最後のページには、実際のチェリーの写真とその後が掲載されてます。チェリーはベビーカーに乗っていて、子供は「あー!ベビーカーに乗ってるね♪」と興味津々でした!!