今春、転勤でこらちに越してきた。1年早いけど、環境変化に伴い息子に机を購入してあげた。息子が机に向かっている姿が、表紙の男の子に似ていたので、思わず本を手にした私。
おじいさんから頂いたお古の机。単なる贈物じゃなくて、引き出しには1年限定の‘ひみつ’が入っていました。
主人公の寛太君もやはり、息子と一緒で、転勤で引越しをしたのです。息子との大きな違いは、大好きなおじいちゃんを置いてきてしまったこと。
お話には、息子とダブル部分が多くて、すんなり入れて行きました。
読み聞かせがすすんでいくうちに、机の引き出しの‘ひみつ’には、季節の変化があることに息子が気付きました。
しかし、おじいさんがいない寂しさを癒す‘ひみつ’が、米に繋がるなんて、まだまだ年長息子には、首を傾げていました。
お話の全体としては、じ〜んと来てしまいましたが、奥深い?のかも知れません。