数年前に実家の母が、児童労働撤廃の活動をするNGOのチャリティになるという、バレンタインチョコレートを購入していました。
鉱山での児童労働は聞いたことがありましたが、普段口にしているチョコレートもこの問題に関係があることを知り、胸が痛みました。
初めて高学年の読み聞かせを担当することになり、1冊は社会問題がテーマの絵本を取り上げたいと思い、この本を選びました。
(先に「チョコレートだいすき」という写真絵本の前半部分を用いて、ガーナとカカオの紹介をしました。)
遠い国とは言え、過酷な労働を強いられる同世代がいるという現実。
6年生なりに、児童労働の問題に目を向けてくれるのではないかと思いました。