病院の待合室に置いてあり、写真の本だと思い開きました。
最初はパラパラとめくり、すぐにどこかで見た・・・と気が付きました。
原爆ドーム資料館で見た展示品でした。
修学旅行で訪れた場所ですが、写真をみながら、資料館での記憶が瞬時によみがえりました。
一緒に展示を見ていたクラスメイト、一般の方々の声、館内の空気、照明やガラスケースの中の展示品の数々が、一度に自分の中に押し寄せてきました。
病院の待合室にいながら、修学旅行の当時に戻ったようなそんな感覚でした。
忘れてはならない出来事を、このような写真で見るとガツンと胸に響きます。
子供が戦争を学びだした頃に見せてあげたい絵本です。