少々、背伸びしたがる4歳半孫娘。
何冊かの「ペネロペ」絵本に続き、それよりか「リサ・シリーズ」を、との注文に応えとうとう16巻(冊)めに。
孫娘に言わせれば、ガスパールはいたずら好きの男の子で、リサはいろいろ考える女の子だそうな。
確かに、私がこのシリーズを通して感じるのは、子どもなりの「知恵」かな?と思うのです。
この絵本では、みずたまりであそぶ→かぜをひく→チョコレートアイスが食べられた。
だから、またチョコレートアイスを食べたい→それには、かぜをひく→みずたまりであそぶ。
したがって、スタートでは、雨靴を履いていてもリサはママに叱られたのに、ラストでは、同じ「みずたまりあそび」でも、何と仲良しのガスパールも引き込み、はだしで盛大にやるのだ! むろん、おとな(親)のいないところでね!
ところで、この後は?
おとな(親)に見つかり、はたまた風邪をひき、「何度言ったら分かるの?!」と叱られ、「どうして?!」と問い詰められる。困るだろうな。説明したって、もっと怒られるだけだから。
これは、私の感想。
孫娘は?
読んだ中では、この1冊が一番得心したみたい。(外のは、「?」という感じでしたが)
「そういえば、自分も風邪を引いたときアイスクリームを食べた。また、かぜをひこう!」ですって。
やはり、悪いことを教えるシリーズでしょうかね。