絵もストーリーも、どちらかというと大人向けかな〜。
中・高校生くらいになれば、楽しめそうだなと、思いました。
ほんとにタイトル通り、“魔法のホウキ”が主役で、魔法のホウキに乗っていた魔女はどこ行ったの〜!?って、ちょっと突っ込みたくなりました。
展開的に、最初に登場した魔女が何か恩返しみたいなことを言って、ホウキを置いてくとか、お礼をしに戻ってくるとかいうパターンになると思っていたのに、
まったく予想外の展開に、面白くて、ワクワクしっぱなしでした。
特に一度に一つしか音が出せないのに、ピアノを弾くという、ホウキのその演奏を聴いてみたいな〜と、思いました。
でも、このページに描かれているびっくり顔の人々の顔は、
ちょっとおどろおどろしかったです(特に前頭葉が禿げているおじさん)。
どのページの絵も全てセピア色で描かれていて、すごく見せてくれます。
お話は少し長めなので、読み聞かせなどに使うには、持ち手がきついかもしれません。
ラストまで飽きさせない面白さがあります。