時計なのに寝てしまう『チビノリ』が主人公のりちゃんの弟みたいで、ふたり?のやりとりがとても温かい気持ちにさせてくれます。
初めて読んだとき、カバーのコメントでこの絵が貼り絵だということがわかり、細部まで丁寧に作られているのにとても感動したのを覚えています。(私も時計屋さんの場面が一番好きです。)
2000年にこの本が出版された時、カバーのコメントに、「作者 山岡 ひかるさんのデビュー作で、、絵本塾で絵本制作に取り組み・・・。」と書いてあったので、新人絵本作家さんがんばってほしいなと密かに思っていたのですが、今回感想を書くにあたって、検索をしたところ、山岡さんの作品が7件ヒットしたのでなんだかとてもうれしかったです。(ごめんなさい。今まで知らなくて。)他の絵本も読んでみたいと思います。