小学校に来年入学する息子のお気に入りの本となりました。冒頭の一言が大きく書かれ、文章もすこし長めなのですが、鸚鵡返しに一緒に読んでいます。やっと買ってもらった目覚まし時計「目覚まし」なのにあれあれ?とまあ、話が展開していくわけで。一人で、起きることのむずかしさと起きたい気持ちの表れがよくわかります。
そして、なんとかこの「チビノリ」が頑張って、やっと起きれたのり君は、なんと絵だけでみると、みんなの朝ご飯をちゃあんと用意しています。これには、息子も「すごい!」「でも、きゅうりの切り方がおかしい」ときびしいチェックも入りました。
話をする時計、どんな声なんだろう。起こすことが仕事ではなく、寝る時間をおしえてくれる時計はどんなのだろうといろいろイメージが湧きます。
いずれにしろ、入学を前にどうも幼稚園とさよならをし、大きくなることを夢見ている息子には、とてもよい本でした。
ほとんど、毎日寝る前に読んでいます。