おばあちゃんがなくなって、一人暮らしのおじいちゃん。
一緒に暮らそうよと、孫のゆうたに言わせたものの…。
さりげないおじいちゃんの生活。
魚屋さんや八百屋さんとなじみで、銭湯では知り合いがいっぱい。
おじいちゃんの世界があるんだなーと思いました。
読み聞かせをしながら自分は親のことを考えるわけですが、きっと老夫婦だけの生活にも自分たちの世界がある。
それが、親にとって大事なんだよなーと考えつつ読んでみると。
行きつけの銭湯も、お店もない。
友達がいないと親も寂しい。
たんたんとおじいちゃんのまちの紹介ですが、感じることは大きい。
中学の息子は、りんごをもらって帰ったのかななどと予想外のチェックをしていましたが、こんな作品も重要と思いました。