ロシアの画家の絵が好きで、息子のために図書館で借りてきました。
熊に名前があるところがいいですね。有名な話のようですが、私は子供を産むまで知りませんでした。ちょっと暗い、ロシアの森を思い起こさせる(行ったことありませんが)絵が素敵です。子供の好きな繰り返しも多く、それこそ繰り返し読める絵本だと思います。
借りてすぐレビューを書こうとして、実はこの話の元祖はイギリスの民話で、トルストイが再話したものだと知りました。この絵本と同じロシアの画家のレーベデフが描いた絵本も図書館で見ていたので、すっかりロシアの話だと思っていました。そんなわけで、後に読み比べてみたのですが、確かにイギリス版とロシア版は話の展開に少し違いはあるけれど、それは大きな問題ではないと思いました。どちらかと言うと、絵の好みの方が大きいです。私はレーベデフの絵が一番気に入りました。