私も子どもの頃読んだ(読んでもらった?)記憶のあるこの本をなにげなく借りて帰ってきたら、小4の長男は女の子にものすごく怒っていました。「こんなのただのどろぼうじゃん!」と。「勝手に入って、人の物壊して、盗んで(おかゆを食べてしまったから)、知らん顔して出て行くなんて」どうも納得がいかないらしかったのです。
小2の娘はもう少し違う反応をするだろうと思っていましたが、お兄ちゃんの反応に、一緒になって怒っていました。もう少し小さいときに出会わせてあげていたら、もっと違う反応だったかなと思いつつ、女の子に怒っている我が子の言い分をにこやかに聞いていました。
その後、小5になった息子がロアルド・ダールの「へそまがり昔ばなし」を読んでいて急に言いました。「この終わり方がいい!」と。そして「三びきのクマ」の章を読んであげるねと音読し始めたのです。
よっぽど女の子の行動が許せなかったのですね(^_^;)