ぶーちゃんはお兄ちゃんの事が大好き。
真似をしたり一緒にいたいけれど、
お兄ちゃんはおもちゃを絶対貸してくれなくて…
ぶちゃ可愛いぶーちゃんとおにいちゃん。
決して一目見て愛くるしい姿をしているわけではないのに、
不思議と可愛く見えてきてしまう島田ゆかさんの絵は
やはり魅力があります。
兄弟だからこそ、ゆずれない、ゆずりたくない気持ち、
あるある…と思いながら読んでいました。
それでも譲ってくれなくても、下の子は上の子の事が
大好きで、やっぱりついていきたいんですよね。
お兄ちゃんである優越感もすこしあったりして。
自分の物を赤ちゃんに触られるのをいやがる息子。
その一方であやしたり、可愛がったり…
そんな我が家の光景と重なる部分がありました。
もうすこしお互い大きくなったら絵本の中のような
やりとりも増えてくるんだろうな…
そう思うと楽しいような、怖いような…。