ペローの原作を天沢退二郎さんが訳し、東逸子さんが絵を描いています。
シンデレラというとどうしても、ディズニーのあのドレスを着たあのお顔の女性を思い浮かべてしまいますが、このシンデレラは違います
東さんの絵は、幻想的で眺めているだけでうっとりしてくる上に、登場人物の性格や思いまで描ききっているようです。また、原作を忠実に訳されたであろう、天沢さんの日本語は読んでいて気持ちいいです。この年になるまで、知らなかった細かなエピソードもあって、改めて、昔話、おとぎ話の世界を(シンデレラだけでなく)確かな訳で読んでみたくなりました。
4歳の末娘には長すぎるかなと思ったのですが、あきずに聞いていました。