新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ
新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

わたしたちのトビアス」 渡”邉恵’里’さんの声

わたしたちのトビアス 作・絵:セシリア・スベドベリ
訳:山内 清子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1978年
ISBN:9784036310203
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,245
みんなの声 総数 10
  • この絵本のレビューを書く
  • 15才の兄と、10才と8才半と7才の姉たちの後に末っ子のトビアスは生まれてきた。生まれて10分後に、母は医師から「トビアスは障害児です」と告げられた。主産〜トビアスを受け入れ、ダウン症のトビアスについて書く事にしたいきさつが子どもたちの絵と言葉で語られる。

    「私たちのトビアス」は1975年にスウェーデンで出版され、その後「わたしたちのトビアス、大きくなる」(1977年)、「わたしたちのトビアス、学校へいく」(1982年)と続く。
    トビアスが生まれる前、生まれた後、赤ちゃん、幼児期、保育園、特殊学級。それぞれの場面でのトビアスのふるまいと、家族や友達の反応や対応。筆者であるトビアスの家族や兄弟の意見なども書かれていく。成長するのはトビアス本人だけではない。家族も結婚して家から出たり、再婚したり、亡くなったり…ダウン症の人の日常と関わっていく人たちの具体的な事例が、印象的な絵と文でつづられる。

    3作目「学校」の最後に、トビアスが24歳の若者になったことが明かされた。性の目覚めや、職場(授産所)での活動、家庭での様子について、父が語る。
    こんなにもトビアスは、家族に愛され、周囲の人に愛され、適切な対応を成されて生活を楽しんでいる。もちろん大変だったことも語られているけれど、こういう風にお互いを助け合うのが普通、という素晴らしい家庭に生まれてきた人たちは幸せだ。

    障害を理解するためだけではなく、誰でも一度は読んでみてもらいたい作品。将来に希望が持てない時に読んだり、人間の愚かさに絶望した時に読んでもいいと思う。大事なことを教えられる本だ。

    投稿日:2020/04/14

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「わたしたちのトビアス」のみんなの声を見る

「わたしたちのトビアス」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / ぐりとぐら / おおきなかぶ ロシアの昔話 / いないいないばあ / からすのパンやさん / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニークリスマス特集 本の世界に踏み出そう

みんなの声(10人)

絵本の評価(4.73)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット