色が綺麗だなと、手にとった絵本です。
みどりのなかにすむジュールは、退屈で船をこいで旅にでました。
すると、赤、青、黄色、いろいろな色の世界が世の中にはあります。
色を覚えたてのお子さんと、色のイメージを話したりしながら見るのにもうってつけです。
ジュールは、世界を1周してまた元の自分のうちに辿り着いて
・・・すると、出発する前はあんなに退屈だったのに
いろいろな物が見えるようになるのです。
知らないと、見えないことってあるなぁと
これはもしかしたらずいぶん大人な絵本なのではと感心させられました。
いつも傍において置いて、たまにめくってみたくなる、そんな絵本です。