弟の誕生日に、自分のお小遣いでプレゼントを用意するなんて、とても優しいお姉ちゃんですよね。
ジェニーは弟クリストファーの為に、可愛い猫の形のチョコレートが8個入っている箱を買いました。
でも、その夜、どうしてもチョコレートが気になって仕方がないジェニー。
そこはやっぱり4歳の子供です。
ひとつ、またひとつと、ジェニーのお腹の中へ消えて行くチョコレート・・・。
『我慢しなくちゃ』『でも、このくらいなら・・・』というジェニーの心の葛藤が伝わってくるようです。
この先どうなってしまうのか、娘にも予想はついたようです。
弟の誕生日当日、空っぽの箱を弟に渡したジェニー。
きっとすごく後悔したでしょうね。
でも、そんなことを吹き飛ばすくらい、素敵な出来事が。
救われました。
途中、どうなってしまうのかハラハラしましたが、最後は温かい気持ちで終わることが出来ました。