今回、クーくんとツーくんは変身しません。
ふたりをほぼ同時に履こうとした「タコ」と」「イカ」が喧嘩になるお話
です。
喧嘩が白熱しているシーンでも、「タコ」と「イカ」はクーくんとツーくんから足を抜こうとしてません。すごい執着心ですよね〜。
どっちも負けるな。てことで、この本は運動会の前あたりに読むと子どもたちもグーッと力を込めて聞いてくれるかもしれません。
長さんの作品はナンセンスで奥の深い、哲学的な香りのするものが多いですが、たいていの作品はテキストが短く簡潔で言葉そのものの意味はとても分かりやすいです。
個人的には、下は3,4歳児上は大人まで楽しめるんじゃないかと思います。
ところで、ヘリコプター編(?)ではそれが白で雲が青かったのですが、今回の「タコとイカ」編(?)では、空が白で、雲が黄色、浜辺はオレンジ系の赤い砂でした。でもでも、海は青でした!
ここまで違う色彩で描かれていると、たとえ海がピンクとか紫でも受け入れられそうです(笑)