息子も私もこの作者の大ファンです。素敵な作品がとても多くて、息子と重ねてしまうこともあります。
今回は、どんなお話なんだろう?わくわくしながら、息子と読み始めました。
奥が深かったと思います。
主人公のゆうすけ君は、太っちょ。だから、運動神経も鈍いみたいです。お姉ちゃんがいるのですが、幼稚園の時、交通事故に遭い寝たきりになっています。
言葉も喋れないお姉ちゃんだけど、ゆうすけ君とは心はしっかり通じ合っています。
そんなゆうすけ君が、一大決心をしました。マラソン大会に出場するのです。えっ、まさか?で終わりそうなんだけど、ゆうすけ君が決心した背景や、応援してくれ達成した光景は、家族の愛で支えられているなと思いました。
温かいお話です。
寝たきりのお姉さんが、身体だけは大人になっていく場面があります。流石にそこだけは、6才の息子は理解出来なかった?みたいでした。逆に、大人の私は、その場面がじーんと来てしまいました。