うちの田舎は農家なので頻繁に面白い形のナスとか大根とかに出会ってました。小さい頃これに顔を描いて遊んだら楽しいだろうな〜って思うくらい面白いものはたくさんあったんです。
なんだかこの絵本で小さな頃の気持ちを思い出しました。
それにしても果物や野菜だけでここまで表情豊かに作れるなんてオドロキです。アメリカンコミックの何かのキャラクターに見たようなとても愛嬌のある表情が魅力です。
しかも添えられている言葉たちも
気取らない言葉を使っているのにとても洒落ているんですよね。
「ともだちがとつぜん“ようもなしに”やってきてもへいき?」という文章が洋梨のページに添えられていたり。
一番好きなページは穏やかな表情のたまねぎに
“だめなときだめをどうなぐさめてもらえるかそれがだいじ”というページ。そこだけを切り取って壁に貼っておきたいくらい気に入りました。
3歳の娘もそこそこ楽しんでいたようですが
やっぱり親の私がハマった絵本です
今度は英語版も見てみたいです。