がまどんは、道のはたで稲の穂を見つけて、だんごこしょうでさるどんと食べようとしたところ、さるどんの提案で稲穂を蒔いて米つくりをすることにしました。がまどんが、米つくりを一生懸命にやっていてもさるどんは一度も手伝うことがなくて、搗きたてのお餅を独り占めにしようと試みたんですが、失敗に終わりお餅は、がまくんのものになりました。人の良いがまどんは、さるどんにも分けてあげるかなあと思っていた私は以外な結末に少し驚きました。「がまのもんは がまのもん どこから食おうと お前さの しったことじゃねえ」と、さもうんまそうに「フワッ フワッ」と食うておりましたとさ。ちょっと寂しい気持ちになった私でした。