ますだゆうこさんが、自身のパネルシアター作品をアレンジした、
ケロちゃんえほんシリーズの第10弾。
ゆうこさんのパネルシアターは、どれも自由度の高い楽しい作品ばかりで、この絵本シリーズの元ネタはほとんど演じさせていただいてます。
絵本として固定されてしまうのはもったいないなあ、と思っていたのですが、絵本は絵本としてなかなか良いのです。
この、「はぶじゃぶじゃん」は、この音が魅力!ゆうこさん独特の言葉音感ですね。パネルで演じたときも、こどもたちは、この音をおおいに喜びました。じゅもんみたいだから面白いんだよなあと思っていたら、この絵本では、まさに、魔法のじゅもんになっていました。
修行中のまほうつかい、その名も、はぶじゃぶじゃんくんが、はぶじゃぶじゃんのじゅもんで、何でも解決!と思いきや、なかなかうまくいきません。
絵を担当の高畠さんが、はぶじゃぶじゃん、に乗っかって、まほうつかいの想定外をぐんぐん広げていきます。
絵本になっても自由度高い、魅力の一冊です。