8月6日という日にちは
日本人にとって特別に意味を持っていると思う。
タイトルに8月6日とあるだけで
原爆のことだ、戦争のお話だと
その本の内容が推察できるのだから・・・。
で
当然のことこの本は
原爆・戦争のお話の絵本です。
表紙の見返しに
「これは66年前、本当にあったお話です」とあります。
もうこれだけで、しみじみした気持ちになります。
前半に描かれる日常と
ラストの穏やかな瀬戸内海の風景に癒される一方で
黒こげの人間のページは
長谷川さんの絵の筆致では想像できないほどの衝撃があります。
(いつもは笑撃なのに・・)