こちらでこの絵本を知り、さっそく手にしてみました。
ジョットは昔から大好きな画家・・。
絵本があるなんて!とびっくりでした。
ジョットというまだ何者でもないひとりの少年が、
ある日目にした素晴らしい一枚の聖母子の絵。
その出会いを刺激に、ジョットの才能と情熱が湧き上がってきます。
そして・・・。
子どもはだれでもこうした「だいじな何かとの出会い」をきっかけに
大きく成長する瞬間があるのでしょうか。
たとえ天才ではなくても。
我が子にも将来こういうことがあるのだろうか・・と。
目に見えない能力や可能性を、誰でも秘めているのかもしれない・・
と、ちょっと勇気が出てくる絵本です。
挿絵はさすがにイタリアの古い絵のような色合い。
ところどころの金色がすてきです。
昔、ジョットの絵があるパドヴァのスクロヴェーニ教会へ足を運んだのに、改修中で見られなかったことを思い出し・・。
ジョットの絵を、また見たくなりました。