「バムとケロのさむいあさ」 よねさんの声

ある寒い朝、バムとケロはきっと凍っているであろう裏の池に、スケートをしたり、釣りをしたりしようと遊びに出かけます。そこで見たのは天体観測をしている間に池と一緒に凍りついてしまったアヒルさん！急いでおうちに連れて帰りお風呂に入れて助けてあげます。なかよしになったアヒルさん（かいちゃん）とオヤツを食べたり、遊んだり・・・。しかし眠っている間にかいちゃんは置手紙をしていなくなっていました。ショックで泣きつづけるケロちゃん・・・バムはケロをなだめながら再び池に行って見ると・・・またもかいちゃんが凍り付いていた！
ちょっと漫画チックなコマワリと色使いですがとても面白い絵本です。とにかくインテリアやファッションなどの細かい描写がとてもお洒落です。長靴やコート、帽子も素敵だし、家具、椅子やさりげない壁の絵も面白いしたのしい！本編に関係のないような小さな犬やよくわからない生き物（おじぎさん？）も面白い！玩具箱をひっくり返したような、カラフルでキレイな、おとなでも楽しめるお洒落な絵本です。息子はケロちゃんの仕草や遊びに興味津々！ケロちゃんごっこと称して玩具に紙切れを巻きつけたり、お風呂で「ケロちゃんはおならしちゃったんだよね〜！」と思い出して笑っています。ケロちゃんやカイちゃんに振りまわされてバムの困ったような表情もとてもキュート！魚つりの餌がドーナッツってのも面白い（裏表紙はドーナッツを食べに来るお魚が描かれています）！大人の人でもプレゼントされたら喜ばれそうな絵本ですよ！