毎年、冬にさんざん繰り返す寝る前の絵本定番ですが、今年も読み始めました。
2年前、この絵本を0歳の弟にお姉ちゃんが読んであげた写真がありますが、その弟ももう2歳。
アヒルのかいちゃんの「くわっ」のおねえちゃんの擬音語に大喜び。
観察力がどんどん成長してくる6歳の娘も、今年は目の付け所がまた一味違います。
かいくんを助ける池の周りで、スケートをする小さな犬のぬいぐるみがありますが、その子が「あれ、ここでもまだスケートしてる」「うわ、あらいもののよこでプールなんかしちゃって!お風呂でも浮きわしてたしね!夏でも冬でも水遊びがすきなんだね、きっと!」
彼女なりの、キャラクターづけがほどこされるほどの、細部へのこだわり。
かいちゃんが去っていく場面では、「トランプおかたづけしていってくれたんだね」など、ストーリーそのものに描かれていない「絵のストーリー」に釘付け。
一冊で、これだけ何重にも、何回も違って読める絵本は、そうそうないと思います。
「星」をみていて凍ってしまったかいちゃんですが、先日目の前の池のある公園で、夜中に流星群を観察した我が家。
「冬にこんなことすると、池のカモさん凍ってるの見えるかもね!」
作品世界が、どんどん日常に取り込まれていきます。
寝る前に読むとエンドレスなので(汗)そろそろ、寝る前に読むのは、考え直さないと(!!)です。