絵がとてもかわいらしいです。いろも鮮やかで親しみやすいです。内容は、おつきさまが編み物をして帽子を作ります。あったかい毛糸の帽子。それを見た動物達は「いいなぁ」と。それを聞いたおつきさまは自分が編んだ毛糸の帽子から少し毛糸をほどいて、動物達に編んであげていきます。動物達は喜んであったまります。しかし気づくとどんどんおつきさまの帽子は小さくなっていきます。それでも欲しがる動物の為に楽しんで編んでいきます。そのおつきさまの顔はかわいいし、あったかみが感じられます。その後、天気の関係でしばらくおつきさまが動物達の前に現れることはありませんでした。動物達の心配しているところへ・・おつきさまが出てきました。帽子はどんな風になっちゃったのか、気になってたら・・・なんとみかづきになって出てきたのです。そして心配していた帽子は、小さくなって、みかづきにちょうどいい大きさ。思わず、発想がすごい!と納得してしまいました。とってもかわいらしいお話です。