20年以上も前に買ったこの本を
今また手に取り、夏になると小学校での読み聞かせに使っています。
私の持っている本についている帯には作者のこんな声が。
「高校の修学旅行で広島に行った日、私の所に種が落ちてきた。
私はその種を咲かせたくて、このお話を描きました。」
大きなきのこは広島と長崎の原爆と解釈しています。
昨年 福島にみっつめのきのこ。
ひまわりに除染効果がある(結局、効果は薄かったようですが…)
というニュースを耳にし、昨年も4年生に読みました。
帯の言葉も紹介しました。
自分じゃない誰かを思いやる気持ちのあたたかさが
おてんとうさまのようなひまわりを咲かせるのですね。
そしてそんな気持ちを子どもたちへ孫たちへ
リレーしていこうと思わせてくれる本です。