子供の入院していた病院の本棚から偶然取り出した本。
確かに表紙の絵からして、ありゃ!と思いましたが
読みすすむうちにあれよあれよと引き込まれ・・・
側できょとんとする娘をよそに号泣でした。
人の中には必ず善と悪があるのだと、感じました。
恐ろしい姿のかいぶつを受け入れられない事は仕方のない事なのか・・・と考えさせられ
それでもなお、誰かを愛そうとするかいぶつの心に
人の心にある善の姿を見た気がしました
相手がどうであれ、ただひたすらに愛する姿
いしのうさぎがそこにいてくれるだけでよかったと・・・
何が大切なのか
存在そのものをただ愛するという気持ち
ひたすらに何も求めず愛するという気持ち