このお話しは、肉食獣のライオンがウサギを食べるという、当たり前のことから始まります。
ライオンが自分が食べてしまったウサギの子どもを育てることになり、父性が芽生える。
親を食べられた子ウサギの目線からライオンを責め続けていくお話しです。
そして、ライオンが肉食であることを自己否定するようになってしまう。
ライオンはライオンであればいい。
立派なライオンになればいいのです。
天寿を全うして、もし花になることがあるとすれば・・
その時に綺麗な花になればいい。
そしてもしまたライオンに生まれ変わるのであれば・・
生きるためにウサギを食べ、また立派なライオンになればいい。
この本は、大人にも子どもにも読めません。