サーカス団のミラドーは、友達のヤモが待つパグマンの村へ帰ります。
帰るまでの美しい光景と、人々の優しさに、今まで戦争が本当にあったのか不思議になるくらいです。
戦争がなければ人々は皆穏やかで、優しい心を持っていられるのですね。
けれども村は戦争が現実にあったということをまざまざと見せつけます。
「せかいいちうつくしいぼくの村」で受けたあの衝撃を思い出しました。
みんなはどうなったのか、ずっと気になっていたのですが、町でひょっこりでてきたヤモの姿にホッと安心しました。
パグマンの村で咲き誇るすももの木。
明るい未来への希望で輝いていました。