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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(11) 赤いくつ」 さみはさみさんの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(11) 赤いくつ 作:角田 光代
絵:網中 いづる
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2009年10月
ISBN:9784894325005
評価スコア 3.97
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みんなの声 総数 37
「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(11) 赤いくつ」は現在購入できません
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  • 誘惑に負けずに生きる

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    『赤い靴』の話は、何度か目にしたことはありましたが、あまりじっくり読んだことはなく、靴が勝手に踊る・・・くらいの記憶しかありませんでした。

    改めて読んでみて、ずいぶんと宗教的な道徳観のようなものに支配された話だったのだと気づきました。はじめは、靴もはけないような貧しい娘だったカーレンが、たまたまもらった赤い靴に執着してしまい、裕福なおばあさんに引き取られてからも、戒律で禁じられているのに誘惑を断ち切れずに赤い靴を履いてしまう。その上、赤い靴が象徴する快楽(舞踏会)と勤め(おばあさんの看病)を比べても赤い靴を選んでしまうようになります。

    そのような宗教的、道徳的な罪を赦されるのは、足を切り落として懺悔をすることによってのみなのですね。

    小さい子にはただの怖い話になってしまいますが、小学校高学年くらいになって、人としてどのように生きるべきかを考えることができる時期に読むべき本かと思いました.

    投稿日:2015/12/01

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