児童館で初めてこの絵本に出会いました。
先生が読んでくださったのですが、息子をはじめ同級生のみんなは、
この絵本にすっかり釘付け。
楽しそうにお話を聞いていました。
うららちゃんは、ひとりで電車に乗っておでかけ。
「ガタゴトー、ガタゴトー」電車が走り、駅にとまるたびに、いろいろな
動物が「はい、おじゃましますよ」と乗りこんできます。
駅名が動物名になっているのが、ユニークでわかりやすく、
「ぞうだ」駅ではゾウさん、「くまだ」駅ではクマさんが乗ってきます。
だんだん席がいっぱいになってくると、ゾウさんがウサギさんを
膝に乗せてあげたり、ヘビさんは空いている棚の上に自らよじのぼったり。
みんな仲良く譲り合い。
また、うららちゃんが切符を落としたのに気づかず、慌てて下車しようとするのですが、
まわりの動物たちのフォローによって、無事切符を受け取り下車します。
公共の場での思いやりの気持ちが感じられて、あたたかい気持ちになりました。