安野光雅さんが紡ぐ影の国の世界です。
アンデルセンのマッチ売りの女の子とのコラボ版、でしょうか。
左がマッチ売りの女の子バージョン、右が影の国バージョン。
最初は別々に進みますが、途中で交錯して、意外な方向に物語が進みます。
確かに一見関係がなさそうですが、マッチを擦ると出てくるのが、影。
なあるほど。
さらには影の国の造形も、物語を動かします。
結末にはいろいろ解釈ができそうですが、
ともあれ、女の子が無事生き永らえたようで、嬉しいです。
アートで奥深いストーリーです。
どちらの国にも出てくる騎士の銅像、意味深です。
小学生くらいから大人まで、じっくり味わってほしいです。