「ぴよちゃんとかくれんぼ」を持っているので、この本は中身をあまり見ずに購入しました。絵本を開くと、かわいい絵で虫や花などが描かれていて、名前も書いてあるので、「これ、なに?」がブームの息子の質問にも答えられえてよかったですよ。
そして、読み進めていくと、春の風景がすごくきれいな色使いと優しいタッチの絵で描かれていて、それだけでもとってもほんわかした気持ちになれました。
最初は食べてしまおうと思っていた「ひまわりの種」を、食べずに大切に育てて、咲いた「ひまわり」とお友達になったぴよちゃん。夏の間中、「ふたり」は仲良くすごしました。
夏が終わる頃、元気がなくなっていく「ひまわり」に優しい気持ちでお水をせっせと運ぶぴよちゃん、それなのに結局枯れてしまってさよならしたときの悲しい気持ち。涙がぼろぼろこぼれてしまいました。
その横で、息子はきょとんとした顔をしていたけれど、いつかもう少し大きくなった息子が、ぴよちゃんの耀に優しい気持ちを持ってくれたらいいな、と思いました。