はじめの ボルスは 怖いイメージで描かれていたので、怖い人なのかと思いました。でも ボルスは大きい体で袋を担いでいるだけなのに・・・・ みんなは 怖いと逃げるのでしょう?
落ちていた布団を丁寧に土をはらい 竿にかけているのを 窓の中からきいろい女の子が見ていました。
小鳥たちはボルスの優しさを知っています。
なぜ?村人は体の大きなボルスを追い出したのかが 分かりません?
彼は自然の鳥や 花に囲まれて生きているので 優しい顔をしています
小さい女の子だけが ボルスの優しさに気づくのです。 子供は先入観無く本当の姿を見る目を持っているのですね!
大人は 先入観で 本当の物が見えないなんて 悲しいですね。
かわいそうに 目に石を投げつけられて左目が見えないなんて・・・
大人は 女の子の声を聞く耳を持ってなかったのです。 おろかですね・・・
一人でも 気づいてあげてほしかった!!
気づくのが遅すぎたのです。 ボルスは 寒い雪の上で死んでしまったのです(涙がでてきます・・・彼の優しさを生かしてあげれなかったことが・・・)
ボルスはトドマツになって 村を守っているのです。
みんなの一日は、 いい一日 だったかな・・・
あしたも、 いい日になると いいな・・・(こんなことを思いながら)
神様のような ボルスは、 トドマツに生まれ変わり 鳥や 花に愛され 村人たちを護ってくれているんですね
佐藤国男さんの版画は、色がきれいで 花も鳥も ボルスも空の色 雲もとてもステキでした。
宮沢賢治にひかれ、その世界を版画に作り続けている
なんてすばらしい! 応援しています! 又賢治の本も読んでみたいです!