なつかしい、昔読んだバーバパパ。ニュースで今年で生誕50周年と知り、また読みたくなりこの本を購入してみました。
「バーバパパ」・・・フランス語では「わたがし」の意味だそう。また、「パパのひげ」とも言われるようで、その2語をかけたもの。そうか、ピンクのあのほわっとした感じはわたがしをイメージしているんだ・・・と今になって気づきました。かわいいおばけですよね!
早速子どもに読み聞かせたところ、最初の反応はそれほどでもなく(残念)・・・。線が細く絵のタッチと優しい色使い、水中の描き方が独特でこんなおしゃれな絵本だったっけ、と思いながら子どもと読みました。この本ではバーバパパが生まれた話です。私がうきうきして読んでいた記憶ではもっとたくさんのカラフルな仲間たち(パパの子どもたちとは知らず)がそれぞれ形を変えて楽しそうにしていました。このシリーズはたくさんあるのでもっと探してみようかなと思います。もちろんこの本もとても魅力のある作品なので、子どもと楽しみながら読んでいきます!
このバーバパパの本はパパが人間の男の子の家で生まれて、人間の世界で徐々にみんなに受け入れられていくストーリーです。人と変わっていることで、みんなに受け入れてもらうには大変(いつも、どの場所でも)だけど誰しも必ず特技は持っているのであって、その自分の良さを発揮することで周囲から認めてもらえる、一歩成長した自分になれる・・・素直で優しい心と負けない強さがあれば!というメッセージが込められているのかなと感じました。
バーバパパの魅力がたくさん感じられる、おすすめの一冊です。