表紙にキップコップ型の雪だるまが描かれていたので、雪だるまを作る話かと期待して読みました。
でも、内容は、雪の日にキップコップが凍えて飢えているしじゅうからを助けてあげる話でした。雪の中を、困難を乗り越えて小さなキップコップが一生懸命進んで行き、最後にはしじゅうからたちを助けてあげることができます。
私はひねくれているのか、「親切にすること」や「優しさ」を表面に出した絵本は好みではないので、あまり共感を覚えませんでした。このシリーズは、1巻目の『くさのなかのキップコップ』しか読んだことがありませんが、そちらの方が冒険の楽しさが溢れていて楽しく読むことができました。
息子は、(私がつまらなそうに読んだからか?)ちっとも興味を示しませんでした。同じ作家の『ブルンミとゆきだるま』は好きなようでしたが。