図書館から借りてきて、息子に読もうかどうか迷った絵本でした。
私も、場所は違いますが、教える立場です。
その立場からいえば、教師の気持ちを代弁してくれていて、
そうなんだよ!わたしらはうけとめるから、
もっと発言して!!一緒に授業をやろう!という
教師側の気持ちがいっぱいつまっていて、
そうそう!と思えた絵本です。
ついでにいわせてもらうと、
教師だって間違うし、間違ってもおおめにみてなあ〜というのがあれば、
文句のつけようがない教師の気持ち代弁絵本です(笑)
ですが、はたして、子供に対してこういった絵本ってどうなんだろう?
とも思いました。
特にうちの子のように、まだ1年生で、教室で手をあげること、間違うことが恥ずかしい〜と思っていない子には、読む必要があるのかなあとも思いました。
また親が読み聞かせする必要があるのかなあ…とも。
先生はこう思っていると!というのを、絵本であるから、
みんな(子どもたち)に親しみやすいというのがあるかもしれませんが、
みんなで読む必要、あるいは誰かに読んでもらう必要があるのかなあ…
まあ、教師がクラスのみんなに語る上ではいいかもしれませんが、
でもそんなときにこの絵本がある方がいいのだろうか…
そんなことも感じた絵本です。
ということで、内容にはすごい共感するのですが、
読み聞かせにおすすめかというと、少し判断が迷う絵本でした。
(でも一応息子には1度読んであげ、その前後に息子も1人で読んでいました。)