本の購入に関して、我が家は普段、結構 慎重派で
図書館で何度も借りてしまうくらい気に入った本だけ
子供達と相談して購入するのですが、
今日は珍しく衝動買いしてしまいました。f(^∇^;
それが この絵本、「やまださんちの てんきよほう」。
「まんぷくでぇす」に出会ってからというもの、
我が親子は 長谷川 義史さん の作品に
めちゃめちゃ ハマってしまっています。
この絵本では 1ページに1つ、天気の種類と
それを上手く表現する家族の様子が描かれています。
例をあげると、
子供がおねしょをして「こうずい」
隣の奥さん(髪型が)「たつまき」
お昼は(=昼食は)「はるさめ」
「もう5じだけど にじ(虹)」
午後いちじ(ドラマを見て)「にわかあめ」
(おやつは)おじいちゃん「あられ」
おばあちゃん(カキ氷の)「みぞれ」
押入れを空けたら物がダダダダーッと落ちてきて
ところにより「なだれ」だって。(笑)
お米を配達に来た お米屋さんのカツラが落ち、
米屋の大将「じすべり」には大爆笑!
そして左下の隅っこには、会社でのお父さんの様子を
これまた天気用語を使って上手く表しています。
例えば、
満員電車にもまれながら「不快指数95%」とか
デスクでは「電話の嵐」、
上司に叱られて「最大瞬間風速60m」など。
最後のページの「おじいちゃん噴火」というのは
“おなら”ってことでしょうか?
すぐそばで愛猫が失神して倒れているのが笑えます。
作者の長谷川 義史さんは現在44歳。
5年前に絵本作家デビューされたそうで、
中川ひろたかさんとの作品だったというから
デビュー作は「スモウマン」でしょうかねぇ。
作者ご本人が楽しく作品作りをしてくれているおかげで
読者も思いっきり楽しめるような気がします。
長谷川さんの目標は 藤井 隆 なのだとか。
最初はキワモノと不信がられても、
だんだん愛着と親しみを覚えてもらいたいそうです。