表紙から本の楽しさが伝わってくるようです。
『Miss Smith’s Incredible Storybook』が原題。
ザック少年が2年生になって出会った担任の先生はへんてこりんな容姿
(だって、服につけているバッジ、パンクロックグループの名前のようですよ←思わず調べてしまいました・・・。奇抜な髪型にも納得。)なのです。
でも、そのスミス先生が持参した本を読み始めると、
目の前に登場人物が出現したのです!!!
しかも、読みきかせが終わると、本の中に戻るのです。
この本のワクワク感が嬉しいです。
ところがある日、スミス先生が交通渋滞で出勤できなくなり、
校長先生が代読したから大変。
事情の知らない校長先生が読みきかせを途中で止めたので、
登場人物たちは帰るすべがないのです。
しかも、クラスメートがてんでに読み始め、
最後まで読めないお話が続出、
本の登場人物がいっぱいで大変なことになるのです。
実はどのおはなしも有名どころも多く、類推するのも面白いです。
しかも、巻末にはちゃあんと丁寧な解答が。
これはとても嬉しいです。
実はコンピューター技術を駆使した絵だとか。
だから実にリアルな迫力で、ストーリーと相乗効果となっています。
どうやらシリーズであるようで楽しみが増えました。