この本を6歳の上の子に読んであると、
「ママ、この絵本の女の子の気持ち、分かる。私と同じだ。」
という言葉が返ってきました。
我が家の上の子は、下の子が生まれた時に、
抱っこして欲しいけど自分で我慢をしてしまい、赤ちゃん返りで
無意識の内に自分で立って歩く事が出来なくなってしまい、
3日間くらい下の子にはちょっとだけ我慢をしてもらい、
上の子をずっと抱っこしていた時がありました。
その後は、普通に立って歩く事が出来たのですが、
親の私もこの絵本を一緒に読んで、
その頃の事を思い出して、胸が熱くなりました。
子供のなかなか見えない気持ちを、分かり易く優しい絵のタッチで
表現してくれている、素敵な一冊だと思います。