学生時代、授業にて先生に読んで頂き、なっちゃんの健気な姿とお母さんのぬくもりに、席の一番前で思わずぽろぽろ…してしまった作品です。最初に書き込むならこの絵本!と決めていました。
ちょっとずつ…ちょっとずつ…大きくなっていこう。小さななっちゃんの胸に秘めた決意と寂しさが、やわらかくて温かい絵と言葉から伝わってきて…それと同時に、そんななっちゃんを見守っておるお母さんの姿が、絵にも文にもでていないけれど伝わってきます。最後のシーン、こんなお母さんになれたら…こんな保育者になれたら…と、思うと同時に、長女である私も、きっとこうして<おねえちゃん>になったんだろうな☆と思いました。表紙のなっちゃんの自信に満ちた笑顔…もうおねえちゃんの顔ですよね☆☆☆