本の中でなっちゃんが自分で牛乳を入れる場面がでてきます。
むずかしいけどがんばってちょっとだけ入れることができます。
この本は幼稚園の講演会で読んでもらいました。
うちにも三人目の赤ちゃんが生まれました。
長女が「のどがかわいたから牛乳をいれて」と言ってきました。私はその時に赤ちゃんの世話をしていたから「ちょっと待ってて、後で入れてあげるから」
といいました。
すると、長女は自分で牛乳を冷蔵庫から出してコップに入れました。牛乳は上手く入れられず、どぱ〜っとこぼれました。
「なにやってるの!!後でっていったでしょ!誰がかたづけるの仕事をふやさないで!」
私は思わず大声で怒鳴っていました。
この本を読んでもらったときに初めて長女の気持ちに気づきました。私が大変だから自分でやってくれたんだ、、、
胸が熱くなって、涙がでてきました。
それからは、子供のやったことで腹が立ってしょうがないとき
この本を読みます。子供の気持に気づいて、怒りがすーーーっと引いていきます。
長女も自分の気持ちに重なるのか自分で声に出して読んでいます。時には妹にも読み聞かせをしてくれます。
家族が増えて忙しくて、いらいらしてしまうときにぜひ読んで見てください。きっと子供の気持ちがわかりますよ。